Sabine Marcelis - A transformation with USM
ロッテルダム/オランダ 2021年6月
オランダのロッテルダムにある Het Nieuwe Instituut は、受賞歴のあるデザイナー、サビーヌ・マルセリス(Sabine Marcelis)によって、1993年に納品されたUSMハラーを再利用して改装された研究センターのスペースを公開しました。
サビーヌ・マルセリスは、既存の USMハラーを再利用しながらいくつかの斬新な変更を加えて、Het Nieuwe Instituut (HNI) 研究センターを一新しました。 もともとこの研究センターは、オランダの建築と都市計画のための学術研究促進を目的に設計されていましたが、この度の改装では、訪問者がそこで仕事をしたり、図書館で学んだりするために集うことができるよう、さまざまな目的のために使用することが予定されています。
サビーヌ・マルセリスによる透明感のあるインテリアデザイン
サビーヌ・マルセリスは、ガラス、光、樹脂を使った印象的なデザインで知られており、雑誌Wallpaperの 2020 年デザイナー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。 彼女のデザインは、既存家具の維持が基本となっています。 使用する素材を変えるだけで、この暗くて重い印象の研究センターの空間が、活気に満ちた明るい環境に変わりました。
サビーヌ・マルセリスは、もともと使用されていたUSMハラーのユニットを再利用するにあたり、新しい色ガラスのパネルを取り入れました。 これにより、空間に色と透過性がもたらされました。また彼女は、樹脂を使用して閉じられていた空間を開き、より多くの日光を内部に取り込んで、居心地の良い空間を作り出しました。
USMハラーの役割
1993年の開設以来この研究センターで使用されてきたUSMハラーのユニットは、新たなアイデアでほとんどすべてが再利用されています。
USMは、オランダ市場で長年にわたって存在感を示しており、数多くの有名な建築事務所やデザインスタジオと協力関係を確立してきました。Het Nieuwe Instituut 研究センターの改装でのサビーヌ・マルセリス・スタジオ(Sabine Marcelis Studio)とのコラボレーションは、非常に素晴らしい特に充実した取り組みでした。