完璧なオーダーメイドの住宅
盛岡/日本
盛岡にある新しい住宅に家族と共に引っ越しした際、N氏は、新しい家に対するビジョンを持っていました。それは「成長していく家族のライフスタイルの変化に合わせてニーズに適応できるモダンで広々とした家」というものでした。N氏は、クラブエイトスタジオ盛岡の越智氏にインテリアコーディネートを、フリーランスの建築家である大塚陽氏に設計を依頼しました。そして、彼の出した唯一の要件は、造り付けの家具は使わないということでした。
越智氏と大塚氏は、早い段階で一つの決定を下しました。それは、造り付け家具の代わりに、USMを使用するということでした。その選択のメリットは明らかでした。 USMの家具は、N氏が20年後も愛用してもらえるような、この先を見据えたものだったからです。プロジェクトの早い段階で家具の選択が決まったので、二人は、この家が必ず家族にとって最適になるように、部屋のレイアウトと動線を慎重に計画することができました。
大きな課題はキッチンでした。ほとんどの住宅のキッチンは、その頑丈さと信頼性からビルトインで構成されます。彼らは、キッチンスペースの一面に、USMハラーで大きな壁面収納をデザインしました。USMハラーのユニットは、造り付けの家具に負けないくらいの堅牢性を備えていることは明らかです。彼らはまた、キッチンの中央に可動式の作業台をデザインしました。これには両側から出し入れができるよう扉がそれぞれ設置され、家族のための多機能なキッチンカウンターとなりました。
キッチンの家具はホワイトでデザインされ、空間の開放感を最大限に引き出し、フレッシュでクリーンな雰囲気を作り出しています。スタイルに統一感のある住居とするために、洗面室と子供部屋にもUSMハラーが採用されました。洗面室では、ホワイトのUSMハラーが洗面台の下に、階段の吹き抜けやトイレなどには、カラフルなカラーを使って遊びの要素を取り入れました。