メディアテーク・ル・シャトー
ブルジュ (33)/フランス
フランス南西部に位置する都市ブルジュ(33)にある広大なトルーロン公園の樹齢100年を超えるプラタナス並木の中にメディアテーク・ル・シャトーはあります。18世紀に建てられた城を改装したこのマルチメディア・ライブラリーは、野外劇場や近代的な半地下が増設され、歴史とモダンが融合する文化の殿堂となっています。
この図書館では、来館者に本を読んだりゲームをしたりする場を提供するだけでなく、マルチメディアやプログラミングのワークショップ、パーティ、ゲーム大会、展覧会やコンサート、ショーなど、さまざまなイベントの企画も行っています。
この町の自治体は、マルチメディア・ライブラリーが住民の生活の中心的な存在となるよう考えていました。2022年9月30日の開館以来、わずか数か月で5000人以上の会員を集めましたが、その多くがゲーム文化に慣れ親しんだ(非常に)若い人たちでした。そして、0~3歳児専用エリアも設けられることになりました。
城だった建物の改装にあたり、オリジナルの暖炉やモールディングが保存された内装には、どんな空間にも適応し、今後予定されるあらゆる用途にも対応できる家具が必要でした。そして、プロジェクトチームは、モジュール式でフレキシブルに適応し、時代の流行に左右されないデザインのUSMの家具がこの場所にふさわしいと考えました。
既存の伝統的な内装を残した旧館から、朝日が降り注ぐ増築された新館、広大な公園に向かって開かれた閲覧室まで、さまざまなスペースに合わせて、USMの家具は自然に調和するように設置され、レイアウトに統一感をもたらしています。
マルチメディア用家具、キャスター付きのワゴン、本棚、可動式インフォメーションデスクなど、USMハラーでデザインされた家具は、それぞれの用途や状況に合わせて色や形が選ばれ、必要な機能を備えています。
空間の用途は常に変化します。そのため、新しいアイデアに対応しながら、すでにいくつかの家具は組み替えられて使用されています。