2017年に、ロンドンのサウスバンク・ハブにあるシー・コンテナーズ・ハウスの建物内に移転したBDG architecture + designの本社では、オフィス中央を縦断するように設置されたUSMハラーのユニットが、実用的で且つとても印象的でした。オフィスリニューアルに伴い、ワークスペースのスペシャリストである彼らは、既存のハラーシステムの95％を再構成して使用することにしました。彼らのデザインアプローチである「人を中心とした未来志向のオフィス」をコンセプトに、照明システムのUSMハラーEとUSMハラー ワールド・オブ・プランツを追加して新たなオフィススペースが作られました。

1枚目の画像は、2017年当時のオフィススペースです。

以前のハラーのユニットは、350mmと500ｍｍの2種類の奥行でデザインされ、ゴールデンイエロー、ピュアホワイト、ライトグレー、マットシルバーの4色が使用されていました。そのうちのいくつかは、30年前に購入したものでした。BDGは、それらを引き継いでリデザインし、USMハラーEとワールド・オブ・プランツを追加して、4つの新しいワークスペースを作りました。

「この空間が、私たちの基本的な信念である「人、場所、目的」を反映していることが重要です。私たちは、過去10年間で、オフィスのアダプティブリユースのトレンドを作ったクリエイティブな再生プロジェクトで知られるようになりました。

建築だけでなくインテリアにも焦点を当てるべきであるというのが、私たちの考え方です。USMハラーを採用することで、空間と働き方に対する要求を満たしながら、持続可能で適応性と耐久性のあるソリューションを提供することができることが実証できました。」

新たに構成されたUSMハラーシステムは、さまざまなセクションや部門が交差する空間の流動性や適応性に対応しており、それはBDGの考えと一致しています。4つのユニットのうち3つには、USMハラーEのUSBチャージャーと調光可能な照明を組み込み、コネクティビティを考慮しています。一方で、USMハラー ワールド・オブ・プランツの追加で、オフィスに豊かな緑の植物が取り入れられ、精神的にも身体的にもリラックスできる空間を実現しています。また、USMハラーEの照明は、オフィスの人々だけでなく植物にとっても効果的な照明環境を提供し、新たに追加されたガラスパネルとの組み合わせはモダンな印象を演出しています。

「BDGのクリエイティブな志向に基づいたこのプロジェクトは、USMハラーのアダプティブリユースの模範的なケーススタディです。製造プロセスと再利用による持続可能性は、創業以来USMのビジネスの基礎となっています。すべての要素に互換性を持たせた無駄のないモジュール構造は、無限の再構成を可能にしています。」

「私たちは、環境に重要な要素となる高品質でタイムレスなデザインを取り入れることで賢明な投資をし、人に焦点を当てたワークスペースを作り出すことを信念としてきました。25年以上前に購入したUSMハラーが、新たに追加されたオプションと見事に融合し、より柔軟性の高いオフィス空間へと変化する様子を目の当たりにできてとても嬉しいです。」

シー・コンテナーズ・ハウスのBDGのオフィスデザインの最初の構想は、古い建物のリノベーションと転用でした。USMハラーの再利用は、製品のモジュール性と永続的な魅力を示すだけでなく、組み替えによる環境への影響の軽減と、人、場所、目的の完全な融合の実現に貢献しています。

USMハラーは、オンライン3Dシミュレーション作図ソフト『コンフィギュレーター』を使用して、ご自身でデザインを試してみることが可能です。人気の定型品は公式オンラインショップですぐにご購入いただけます。デザインのご相談は、USM直営ショールームまたは最寄りの正規販売代理店へお気軽にお問い合わせください。