Roole - France's leading auto club
ブローニュ=ビヤンクール/フランス
2022年、パリ近郊のブローニュ=ビヤンクールにある大きなモダンな外装の建物にRooleは移転しました。
1982年に設立されたこの会社は、当初はClub Identicarとして知られていましたが、新社屋への移転に伴い社名をRooleに変更しました。車の窓ガラスの刻印や盗難防止活動を通じて、現在ではフランスを代表する自動車クラブとして有名です。Rooleは、保険、盗難防止システム、有料道路や駐車場などの新サービスの統合、移動やレジャーに関する個々のニーズに合わせた提案など、車に関するさまざまなサービスを提供しています。
新社屋のエントランスを入ると、中古のエアストリームキャラバンのパーツや車体でデザインしたレセプションカウンターが目に入ります。これは、設計に携わった同社代表の強い要望によるものです。
また内装は、アンティークディーラーが見つけたヴィンテージ家具とモダンなワークステーションをミックスさせて、独特なインテリアを演出しています。USMのゴールデンイエローのユニットは、ほぼすべてのエリアにさまざまな形で配置され、270人の従業員一人ひとりのための収納スペースを提供しています。新しい働き方、組織の変化、従業員一人ひとりのニーズに対応した拡張性のある理想的なソリューションを実現しています。
また、会社代表の個人的なコレクションである写真、クラシック映画ポスター、古いガソリンポンプ、そして食堂の入り口に置かれた伝説的ノートン・マンクスのバイクなど数多くの車に関するアイテムがあちらこちらに飾られていることから、この会社の自動車文化にすぐに気づくことができます。各会議室は、国際的なモーターレースのサーキットにちなんで名付けられているのも、自動車愛好家にとっては嬉しいポイントです。
職場の雰囲気や従業員の働きやすさへの配慮は、決して偶然ではありません。これは、従業員、パートナー、顧客といった「人」を戦略の中心に据えるRooleの企業文化そのものなのです。これにより、同社は2022年に、企業のコミットメントと3つの柱(「戦略的選択」「チームのコミットメント」「顧客評価」)の整合性を褒賞するコンサルティング会社であるAcadémie du Serviceから「Happy Team, Happy Customers」の認定を受けました。これは、過去に受賞した数々の賞に続くものでした。